標高差:408m
累積標高差:408m
北海道森町
登り:45分(馬ノ背まで)
下り:45分(馬ノ背から)
トータル:1時間30分
ウィキペディアから
噴火活動は小康状態を取り戻しているものの、噴火により登山道の大部分が被害を受け、今や登山道の呈をなしていないこと、また、山麓一帯での防災工事のための大型車両が頻繁に走行していること、ワイヤーセンサーなど観測機器の管理上の問題等から入山禁止状態が続いている。
なお、2007年度から、地元の駒ヶ岳火山防災会議協議会事務局が試行的に日程や人数を限定した中で、「火山勉強会」の形式を採りながら集団登山を実施している。
2010年6月3日に馬ノ背(標高900m)付近までの入山規制の一部が解除され、山頂部の入山規制が継続している。
『日本二百名山』 火山性の山は好きなので晴天下で火口を見たかった。
渡島駒ヶ岳
火山性の山には大いに興味があるので、火口の中を歩きたかったのであるが、濃いガスで迷子になりそうなので今日は取止めたが、何も見えないガスの中を歩いてもしょうが無いのである。
道路での道間違いがなければ1時間は早く登山口に着き、山頂の展望を得られたはずであるが、自分のミスながら、勿体無いことをした。 '08年7月に訪れた時にはもっと凄いガスだったので、次に来るとしたら再々リベンジとなる。
今日の温泉
登山口から15分程の所に ”ちゃっぷ林舘”がある。 逆に登山口を見付けるのに ”ちゃぷ林舘”への道標を利用すると判り易い。
最初、”ちゃっぷ林舘”とは何の施設か判らなかったが、温泉施設だと判り入浴することにした。 入浴料で予想は出来たが石鹸、シャンプは無しで、それを知っている近隣住民で一杯だった。
施設的には充実しており、無料の仮眠室もあった。 雨でも降れば、ここに一日滞在出来る感じだった。 明日、登る予定の ”狩場山”の登山口に移動する。
当日の移動
駒ヶ岳には'08年7月に登山口まで来ているが、登山口がガスで真っ白だったので、登頂を諦めている。
大千軒岳登頂後に、かつて知っている駒ヶ岳登山口に向けて車を走らせるが、勘違いした記憶のせいで、確かこの辺とまったく違う場所で登山口を探し回ってしまう。
たまたま大千軒登頂後、GPSの電源を切り忘れており、道間違い迷走の様子が全てGPSに残っていた。 GPSにこんな使い方があるんだ。 と一人感心する。
〔110〕渡島駒ヶ岳 (1,131m)
おしまこまがたけ
JR駒ヶ岳駅付近から見た”駒ヶ岳”にはガスが風に乗り流れている。
場合に寄っては展望が得られるかもの期待も出てきた。
赤井川登山口の六合目駐車場に着いていたのは4時30分、駒ヶ岳には午前9時〜午後3時の入山規制があるらしいが、管理人は居なかったので登ってしまうことにする。
駐車場からは ”剣ヶ峯”が見えており、
今の内だと思ったのだが・・・
登山口は大千軒岳でびしょびしょになっているので車の横で乾かす
ことにして、トレッキングシューズで登ることにする。
4時42分に六合目登山口を出発する。
この時点では”剣ヶ峯”、”馬ノ背”が望めていたのだが・・・
30分後にはガスで覆われてしまった。
登り勾配はあくまでも緩やかであるが、火山灰土が
ホコリっぽく、靴、ズボンが汚れてしまう。
登山道と言うより林道の様な広い道が馬ノ背まで伸びる。
31分にて ”九合目”に着く。 後500mの表示に元気を貰う。
振り返ると ”大沼公園”の景観が広がっているが、
雄大な景観であるが、見通しは相変わらず悪い。
こんな注意看板は大好きで、火口を覗いて見たいが、今日の濃いガスでは何も見えない。 性格上、ガス切れを待つ気もない。 又、来るさ。
45分にて ”馬ノ背”(902m)に着く。 駒ヶ岳は馬ノ背で登頂した
ことにするとなっているらしいが、当然、剣ヶ峯に近付くことを
目指そうとしていた。 このガスでは道を見失う可能性が大であり、
何も見えないのでは行ってもしょうがないので、ここで登頂した
ことにして引返す。
”銚子口コース”が登山道で無くなっていた。
何も見えない ”馬ノ背”周辺。 この先からは火口の展望が
広がっているはずだが・・・景色が見えないのであれば、
何もすることが無いので直ぐに下山する。
6時12分、下山45分にて登山口に戻って来る。
入山規制の影響か、広い駐車場には我車1台のみ。 乾かそうと
干していた登山靴は小雨で返って湿ってしまったかも知れない。
駐車場横には地質調査なのか、温泉掘削なのか、
今も作業中のやぐらが立っていた。
登山口に近い”ちゃっぷ林舘”に入浴し、2山分の汗を流す。
入浴料は400円であったが、65歳以上は350円だった。
2014年度の北海道遠征
2024年2月13日改定
〔参考〕晴れていればこんな景観が見れたかも・・・(ネットから探して来ました。)
我が写真と同じアングルであるが、晴れていればこんなに綺麗なのだ。
ガスガスの中、この道標の地点までは登っているが、背後の景色はまったく見えなかった。
この雄大な景観を見ることにはガスですっかり隠れてしまっていた。
晴天で立入禁止が解除されば ”剣ヶ峯”にも登れたのだろう。